投資の心理を知るために読む本5冊――自分の頭の癖を学ぶ選書と、その先に進むための3冊
銘柄の選び方より先に知るべきなのは、自分の頭の癖です。行動経済学の名著から「敗者のゲーム」まで、投資判断のクセを知るための5冊を、読む順番と「どんな失敗を防げるか」つきで紹介します。さらに、その先へ進みたい人のためにマンガー・グレアムの古典3冊も加えました。
投資の本を探すと、たいてい「儲かる銘柄の見つけ方」や「チャートの読み方」が出てきます。
しかし当ブログでこれまで繰り返し書いてきたのは、それとは別のことです。
損をする原因の多くは、知識不足ではなく、自分の頭の癖にあります。
損切りができないのも、話題の銘柄に飛び乗ってしまうのも、「来月から積立を始めよう」が半年続くのも、すべて人間の脳にあらかじめ組み込まれた仕組みです。銘柄の選び方をどれだけ学んでも、この部分は変わりません。
この記事では、その「頭の癖」を知るための5冊を紹介します。
選ぶときの基準はひとつだけにしました。「この本を読むと、どんな失敗を防げるか」です。名著だから、話題だから、という理由では入れていません。
記事の後半では、5冊を読み終えて「その先」へ進みたい人のための3冊も挙げています。こちらは覚悟が要る本です。
読む順番
先に結論として、おすすめの順番を示します。上から読むほど、負担が軽く効果が早いです。
いちばん読みやすい。20章がほぼ独立していて、どこから読んでもいい
薄い。1冊目の内容を「では何をすべきか」に変換してくれる
実験の話が面白く、行動経済学の入り口としてちょうどいい
分厚いが、投資の全体像がこれ一冊で把握できる
本丸。上下巻で重いが、ここまで来たら読む価値がある
5冊すべて読む必要はありません。 1冊目だけでも、投資の見方はかなり変わります。
1. サイコロジー・オブ・マネー
モーガン・ハウセル 著/児島修 訳/ダイヤモンド社/2021年
防げる失敗:他人と自分を比べて、必要のないリスクを取ること
この本の主張は、ひとことで言えば 「お金の問題は、頭の良さより、ふるまいで決まる」 です。
金融の知識が豊富な人が破産し、知識のない人が資産を築くことがある。その差を生むのは計算能力ではなく、暴落のときに売らずにいられるか、他人の成功を見ても自分のペースを崩さずにいられるか、といったふるまいの部分だ——という話が20章にわたって書かれています。
この本の中心にある考え方
とくに繰り返し出てくるのが、「経験が判断を作る」という指摘です。
誰もが、自分の生きてきた時代の相場を「世界の標準」だと思い込みます。バブル崩壊を経験した世代と、右肩上がりしか知らない世代では、同じ株価チャートを見ても、まったく違う判断をします。どちらが間違っているわけでもありません。見てきたものが違うだけです。
そして著者は言います。誰もが自分の経験にもとづいて判断しているのだから、「あの人はおかしい」と切り捨てても意味がない、と。
もうひとつの柱が、「じゅうぶんを知る」という話です。すでに持っているものを、持っていないもののために危険にさらす行為には意味がない。他人と比べ始めた瞬間、ゴールは後ろに下がり続けます。
どんな人に向くか
投資を始めたばかりの方に、いちばん向いています。1章が短く、それぞれが独立しているので、通勤中に1章ずつ読み進められます。数式もグラフもほとんど出てきません。
逆に、「具体的な手法を知りたい」という方には物足りないと思います。この本には、何を買えばいいかは書かれていません。書かれているのは、買ったあとにどうふるまうか、です。
読み方のコツ
順番に読む必要はありません。 目次を見て、気になった章から開いてください。1章ずつが独立しているので、それで困ることはありません。
👉 投資家が知っておくべき心理学10選――行動経済学でわかる「損をする理由」
2. 敗者のゲーム
チャールズ・エリス 著/鹿毛雄二・鹿毛房子 訳/日本経済新聞出版/原著第8版
防げる失敗:「勝とう」として、かえって成績を落とすこと
タイトルの意味から説明します。
著者は、テニスには2種類のゲームがあると言います。
敗者のゲーム …… アマチュアのテニス。ミスで自滅することで勝敗が決まる
アマチュアの試合では、ポイントの大半が「相手が決めた」のではなく「自分がミスをした」ことで動きます。だからアマチュアの正しい戦略は、すごいショットを狙うことではなく、ミスを減らすことになります。
そして著者は言います。投資も、いつのまにか「敗者のゲーム」に変わった、と。
かつて市場の参加者の多くは素人でした。プロが勝つのは簡単だった。しかし今、市場で売買している主体のほとんどはプロの機関投資家です。プロ同士が高度な情報で戦う場では、誰かを出し抜くことは極端に難しくなります。
では、どうするか。 出し抜こうとするのをやめ、ミスをしないことに集中する。具体的には、市場全体を買って持ち続ける——というのがこの本の答えです。
手数料の見方が変わる
この本を読んで多くの人が驚くのが、手数料の考え方です。
運用の手数料は、ふつう「資産の年1%」のように表示されます。しかし著者は、それは正しい見方ではないと言います。あなたが受け取るのは資産全体ではなく、そこから生まれるリターンの部分だからです。
年5%のリターンに対して1%の手数料なら、それは リターンの20% を払っていることになります。1%と20%では、受ける印象がまったく違います。
表示の仕方ひとつで判断が変わる。 これは当ブログで扱ってきたフレーミングそのものです。
どんな人に向くか
1冊目の次に読むのに、いちばん向いています。『サイコロジー・オブ・マネー』が「どうふるまうか」を語る本だとすれば、こちらは「では具体的に何をするか」を示す本です。
そして薄いです。 ここで紹介する5冊のなかで、いちばん短時間で読み終わります。原著第8版は、資産運用の基礎、より理論的な投資の見方、人生設計と投資、という三部構成になっています。
3. 予想どおりに不合理
ダン・アリエリー 著/熊谷淳子 訳/早川書房(ハヤカワ文庫NF)/文庫版 2013年
防げる失敗:「比較の対象」を勝手に決められて、割高なものを選ぶこと
タイトルのとおり、人の不合理さには規則性があるという本です。デタラメに間違えるのではなく、多くの人が同じパターンで、同じ方向に間違える。
だからこそ、間違え方は事前に予測でき、対策も打てる——というのが著者の立場です。
いちばん有名な実験
経済誌の購読プランの話です。次の3つが並んでいました。
Bを選ぶ人は、ほとんどいません。Cと同じ値段で、内容は少ないのですから当然です。
ところが、この「誰も選ばないB」を消すと、選ばれる割合が変わってしまいました。
Bがあるとき、多くの人はCを選びます。「同じ125ドルで両方ついてくる、これは得だ」と感じるからです。しかしBを消すと、比べる相手がAだけになり、「59ドルで十分では」と考える人が増えます。
選ばれない選択肢が、他の選択肢の見え方を作っているわけです。
投資で、これはどこに効くか
商品を比べるときです。
証券会社の商品一覧や、比較サイトのランキング。そこに意図的に見劣りする選択肢が置かれていれば、判断は簡単に動きます。「自分で選んだ」つもりのものが、並べ方によって選ばされていることがある。
そう気づけるようになるだけでも、読む価値があります。
このほか、無料という言葉の強さ、最初に見た価格が基準になってしまう話(アンカリング)、所有すると手放したくなくなる話など、投資に直結する実験が並びます。
どんな人に向くか
実験の話が具体的で読みやすく、行動経済学の入り口としては最適です。投資の本というより、日常の意思決定の本として読めます。
文庫なので価格も手頃です。
4. ウォール街のランダム・ウォーカー
バートン・マルキール 著/井手正介 訳/日本経済新聞出版/原著第13版 2023年
防げる失敗:「今回だけは違う」と思ってバブルに乗ること
1973年の初版から50年以上読み継がれている本です。厳密には心理の本ではありませんが、5冊のなかでこれだけは「投資の全体像」を扱っているので入れました。
主張はシンプルで、「インデックスファンドを長期で持つのが、大多数の人にとって最善」というもの。そのうえで、なぜ他の方法が劣るのかをデータで示していきます。
バブルの歴史が、まるごと1章
心理の観点でいちばん面白いのは、過去のバブルを追いかけている部分です。
17世紀オランダのチューリップ。18世紀イギリスの南海泡沫事件。1960年代の成長株ブーム。1990年代のIT。そして原著第13版では、暗号資産やミーム株までが扱われています。
並べて読むと、あることに気づきます。
どのバブルでも、人々は「今回は違う」と言っていました。
チューリップのときは球根そのものに価値があると言い、ITのときは新しい経済では利益は重要でないと言い、暗号資産のときは通貨の革命だと言った。理屈はその都度違うのに、行動だけがいつも同じなのです。
これは統計データより説得力があります。
実践的な章もある
後半には、年代別の資産配分の考え方や、具体的な商品の選び方も書かれています。読み物としてだけでなく、手引きとしても使えます。
注意点
分厚いです。 最初から順に読もうとすると、途中で止まる可能性が高いと思います。
おすすめは、興味のある章から拾い読みすることです。バブルの歴史の章だけでも、十分に元は取れます。
👉 「靴磨きの少年の法則」とは――株の格言の意味と由来、そして現代のサイン
5. ファスト&スロー
ダニエル・カーネマン 著/村井章子 訳/早川書房(ハヤカワ文庫NF)/文庫版 2014年
防げる失敗:直感で判断して、あとから理屈をつけること
行動経済学の本丸です。著者は心理学者でありながらノーベル経済学賞を受賞した人物で、当ブログで何度も引用しているプロスペクト理論の提唱者でもあります。
2つのシステム
本書の骨格は、頭のなかに2つの働きがあるという考え方です。
システム2(遅い思考) …… 論理的でじっくり。努力が必要。めったに働かない
厄介なのは、システム1が出した答えを、システム2が後から正当化してしまうことです。
「なんとなく良さそう」で買った株に、あとから理由を探す。決算書を見て、都合のいい数字を見つけて、「だから買った」と思い込む。本人は理屈で決めたつもりでいます。
順番が逆なのです。答えが先で、理由は後です。
損は利益の約2倍痛い
当ブログで何度も触れてきた損失回避も、この本が土台になっています。
1万円を得た喜びより、1万円を失った痛みのほうが大きい。その差はおよそ2倍。だから含み損を抱えた株を売れず、「戻るまで待とう」と言い続けることになります。
同じ現象を扱った記事はこちらです。
👉 なぜ損切りができないのか――損を2倍痛く感じる脳の仕組みと、4つの対処法
正直な注意
5冊のなかで、最も重い本です。 上下巻あわせて900ページ近くあり、統計や実験の設計を細かく追う章もあります。
最初の1冊にはおすすめしません。 他の本を読んで「もっと元をたどりたい」と思ったときに手に取るのがいいと思います。
読み方としては、上巻の前半だけでも十分に価値があります。 システム1とシステム2の話、アンカリング、利用可能性ヒューリスティックあたりまで読めば、投資に必要な部分はほぼ押さえられます。
一覧
| 書名 | 防げる失敗 | 読みやすさ |
|---|---|---|
| サイコロジー・オブ・マネー | 他人と比べて余計なリスクを取る | ★★★ |
| 敗者のゲーム | 勝とうとして自滅する | ★★★ |
| 予想どおりに不合理 | 並べ方に誘導されて割高を選ぶ | ★★★ |
| ウォール街のランダム・ウォーカー | 「今回だけは違う」と思う | ★★☆ |
| ファスト&スロー | 直感の判断に後から理屈をつける | ★☆☆ |
その先へ進みたい人のための3冊
ここからは、5冊を読み終えて物足りなくなった方向けです。
内容も分量も一段上がります。読まなくても投資はできます。 ただ、「もっと根っこを知りたい」と思ったときに開く本として挙げておきます。
6. マンガーの投資術
デビッド・クラーク 著/林康史 監訳/石川由美子 訳/日経BP/2017年
得られること:判断の枠組みそのものを増やす
チャーリー・マンガーは、ウォーレン・バフェットの盟友としてバークシャー・ハザウェイの副会長を長く務めた人物です。この本は、そのマンガーの発言を集め、著者が短い解説を添えた名言集の形式をとっています。
形式のおかげで、意外に読みやすいです。 1つの言葉と解説が数ページで完結するので、少しずつ読み進められます。分厚い本を最後まで読み切る自信がなくても大丈夫です。
マンガーの考え方の中心
ひとつは、「ひとつの分野の知識だけで判断するな」という姿勢です。
経済学だけ、会計だけ、心理学だけ、といった単一の物差しで世界を見ると、必ず見落としが出る。複数の学問の考え方を頭のなかに並べておいて、問題に応じて使い分けるべきだ——という主張です。
ハンマーしか持っていない人には、すべてが釘に見えてしまう。そうならないために、道具箱を増やしておけ、ということです。
もうひとつが、「逆から考える」という発想です。どうすれば成功するかを考える前に、どうすれば確実に失敗するかを考え、それを避ける。
前半で紹介した『敗者のゲーム』と、実は同じ方向を向いています。勝ち方を探すより、負け方を潰す。
心理の本としても読める
マンガーは、人が判断を誤る原因を長年にわたって整理してきた人物でもあります。
行動経済学が学問として整うより前から、実務の側から同じ問題を見ていました。インセンティブが人の判断をどれだけ歪めるか、他人に同調してしまう力がどれだけ強いか——本書の言葉の多くは、当ブログで扱ってきたテーマと重なります。
注意点
体系的な教科書ではありません。 言葉の断片が並ぶ形式なので、「まとまった理論を学びたい」という方には物足りないかもしれません。
逆に、通勤や寝る前に少しずつ読む本としては、この記事のなかで最も適しています。
7. 新 賢明なる投資家
ベンジャミン・グレアム/ジェイソン・ツバイク 著/長岡半太郎 監修/井田京子 訳/パンローリング
得られること:市場の値動きとの、正しい距離の取り方
バリュー投資の元祖であり、バフェットの師でもあるベンジャミン・グレアムの代表作です。原著の初版は1949年ですが、いまも版を重ねています。
ミスター・マーケット
この本で最も有名なのが、市場を擬人化したたとえ話です。
上機嫌な日には法外な高値を、落ち込んだ日には投げ売りのような安値を口にする。
——その値段に従う義務は、あなたにはない。
株価を「正解」だと思うから、下がると不安になり、上がると焦ります。しかし株価は、気分屋の相棒が今日たまたま口にした数字にすぎない。取引するかどうかを決めるのは自分だ、という考え方です。
これは心理の話でもあります。当ブログで扱ってきた群集心理や損失回避への、最も古典的な処方箋と言えます。
👉 「みんなそう言ってる」が一番危ない――投資と群集心理の話
安全域
もうひとつの柱が 「安全域(マージン・オブ・セーフティ)」 です。
企業の価値を見積もったうえで、その見積もりが多少間違っていても損をしないだけの余裕を持って買う。自分の判断が外れる前提で設計するという発想です。
橋を設計するとき、通る予定の車の重さちょうどでは作りません。何倍もの余裕を持たせます。投資でも同じことをしろ、ということです。
自分の予測を信じすぎない、という点で、これも心理への対策になっています。
注意点
上下巻に分かれており、分量があります。 また、原著が書かれた時代の米国の制度や企業例が出てくるため、読みにくい箇所もあります。
現行の第3版には現代の視点からの注解が付いており、そこが理解を助けてくれます。
8. 証券分析【第6版】
ベンジャミン・グレアム/デビッド・L・ドッド 著/長岡半太郎 監修/田中陸 訳/パンローリング/2023年11月/1,422ページ/15,800円(税別)
得られること:企業の数字を、自分の頭で評価する土台
この記事で紹介するなかで、圧倒的に重い本です。
初版は1934年。大恐慌の直後に、グレアムとドッドが書きました。証券分析という分野そのものを作った本、と言っていい古典です。
そして1,422ページあります。価格も15,800円(税別)。片手で持てる本ではありません。
何が書かれているか
企業の財務諸表をどう読み、証券の価値をどう見積もるかを、原則から積み上げていく本です。心理の本ではまったくありません。
しかし、この本が示しているのはひとつの姿勢です。
投資とは、値動きを当てることではなく、事業を値踏みすることである。
株価が上がるか下がるかを予想するのではなく、その会社がいくらの価値を持つのかを自分で計算する。計算した価値より安ければ買う。それだけだ、という考え方の原型がここにあります。
値動きから目を離す、という意味では、結果的に最も強い心理対策かもしれません。見なければ、振り回されません。
正直に申し上げます
大半の方には必要ありません。
インデックスファンドを積み立てるなら、この本の知識は一度も使いません。必要になるのは、個別企業を自分で評価して投資したいと考えたときだけです。
それでも挙げたのは、「厚い本を読む覚悟がある人」には、ここが行き着く先だからです。90年前に書かれた本が、いまも改訂され、1万5千円で売られている。その事実自体が、内容の強さを示しています。
第6版には現代の実務家による解説が加わっており、当時の記述をいまの目でどう読むかの助けになります。
一覧(その先の3冊)
| 書名 | こんな人に | 読みやすさ |
|---|---|---|
| マンガーの投資術 | 考え方の引き出しを増やしたい | ★★★ |
| 新 賢明なる投資家 | 値動きに振り回されたくない | ★☆☆ |
| 証券分析【第6版】 | 個別企業を自分で評価したい | ★☆☆ |
この3冊のなかで最初に読むなら、『マンガーの投資術』です。 名言集の形式なので、いちばん負担が軽いためです。
あえて入れなかった本について
選ぶにあたって、意識的に外したものがあります。
「◯◯するだけで資産が増える」系の本は入れていません。方法が間違っているからではなく、この記事の目的が「自分の癖を知ること」だからです。手順を教える本は、癖を直してくれません。
チャートの読み方の本も外しました。当ブログの読者の多くは、売買のタイミングより先に「暴落で売ってしまう」「積立を止めてしまう」ところでつまずくと考えているためです。
新しさも基準にしていません。 ここで挙げた本の多くは10年以上前のものです。人間の頭の癖は、この10年で変わっていないからです。
まとめ
- 損をする原因の多くは知識不足ではなく、自分の頭の癖
- 8冊すべて読む必要はない。1冊目だけでも投資の見方は変わる
- 最初の1冊は『サイコロジー・オブ・マネー』が読みやすい
- 2冊目の『敗者のゲーム』が、それを行動に変えてくれる
- 『ファスト&スロー』は本丸だが重い。最後に回してよい
- その先の3冊は読まなくても投資はできる。必要になったときに開けばいい
- 大事なのは冊数ではなく、読んだあとに自分の行動が変わるかどうか
本を読んでも、癖そのものは消えません。カーネマン自身が、自分の研究したバイアスに今でも引っかかると書いています。
それでも、引っかかっている最中に「あ、これはあの話だ」と気づけるようになります。 気づいた回数だけ、判断はましになります。
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紹介した書籍
まず読む5冊
- モーガン・ハウセル『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』児島修 訳、ダイヤモンド社、2021年
- チャールズ・エリス『敗者のゲーム〈原著第8版〉』鹿毛雄二・鹿毛房子 訳、日本経済新聞出版
- ダン・アリエリー『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』熊谷淳子 訳、早川書房(ハヤカワ文庫NF)、文庫版2013年
- バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第13版〉 株式投資の不滅の真理』井手正介 訳、日本経済新聞出版、2023年
- ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?(上・下)』村井章子 訳、早川書房(ハヤカワ文庫NF)、文庫版2014年
その先へ進む3冊
- デビッド・クラーク『マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長チャーリー・マンガーの珠玉の言葉――富の追求、ビジネス、処世について』林康史 監訳、石川由美子 訳、日経BP、2017年
- ベンジャミン・グレアム/ジェイソン・ツバイク『新 賢明なる投資家【第3版】上・下 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法』長岡半太郎 監修、井田京子 訳、パンローリング
- ベンジャミン・グレアム/デビッド・L・ドッド『証券分析【第6版】――原則と技術』長岡半太郎 監修、田中陸 訳、パンローリング、2023年11月、1,422ページ、15,800円(税別)
※書名・出版社・訳者は各出版社の公表情報にもとづきます。版・価格・在庫は変わることがあるため、購入時にご確認ください。★の読みやすさは当ブログによる評価です。
本記事は書籍の紹介であり、投資に関する個別の助言ではありません。紹介した書籍の内容は各著者の見解であり、当ブログがその主張のすべてに同意していることを意味しません。特定の投資手法や商品を推奨するものでもありません。投資には元本割れリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。