「落ちてくるナイフをつかむな」は正しいのか――株の格言の意味と、拾ってよい時・危ない時
急落した株を買うな、という株の格言「落ちてくるナイフをつかむな」。その意味と由来をやさしく解説したうえで、本当に従うべきなのかを検証します。この格言が守ってくれるものと、代わりに失わせるもの。そして「拾ってよいナイフ」と「刺さるナイフ」を分ける、たったひとつの違いまで。
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急落した株を買うな、という株の格言「落ちてくるナイフをつかむな」。その意味と由来をやさしく解説したうえで、本当に従うべきなのかを検証します。この格言が守ってくれるものと、代わりに失わせるもの。そして「拾ってよいナイフ」と「刺さるナイフ」を分ける、たったひとつの違いまで。
暴落のあと「二番底が来る」と言われます。では実際に待った人はどうなったのか。コロナショック後、二番底を信じて11か月動けなかった運営者の実体験を、日経平均・S&P500のデータと合わせて検証します。二番底の意味、過去に来たケースと来なかったケース、そして待ち続けてしまう6つの理由まで解説します。
配当が振り込まれた日、株価はその分下がっています。自分の資産を切り出しただけなのに、なぜ「もらえた」と感じるのか。メンタル・アカウンティングと「フリー配当の錯覚」から、その正体を解説します。そのうえで、インデックス投資と高配当株投資は心理学的にどちらが幸福なのかを、幸福研究の知見と照らして比べます。
「戻るまで待とう」と思っているうちに、含み損はさらに膨らむ。損切りができないのは意志が弱いからではなく、脳の仕組みによるものです。1万口座の取引記録が示した「値上がり株は50%以上売られやすい」という事実と、プロスペクト理論から、その理由と対処法を解説します。
投資で損をする原因の多くは、知識不足ではなく心理にあります。損失回避、現在バイアス、群集心理、生存者バイアス……人間の脳に組み込まれた10個の性質を、当ブログで検証してきた事例とあわせて一覧にまとめました。それぞれの避け方も添えています。
iDeCo最大の欠点とされる「60歳まで引き出せない」。しかし60代の貯蓄額を見ると、その評価は逆転します。単身世帯の中央値は300万円、3割は貯蓄ゼロ。いつでも引き出せる制度では、多くの人が貯められていないのです。行動経済学の「コミットメント装置」から、この制約の意味を考えます。
「年収800万円を超えると幸福度は頭打ちになる」という有名な説。実はこの通説、2023年の再検証で覆されています。しかも覆したのは、元の説を唱えた本人が参加した共同研究でした。何が間違って伝わったのか、そして本当のところ「お金で買える幸せ」はどこまでなのかを解説します。
みんなやっているから始めなきゃ。でもお金を失うのが怖い——その感覚は異常ではなく、脳の正常な機能です。恐怖が生まれるメカニズム、コンフォートゾーンという居心地のいい檻、そして「怖さを消さずに前へ進む」具体的な5ステップを解説します。
NISAブームのはるか前から個人投資家に愛されてきた株主優待投資。食事券、クオカード、カタログギフト……この"日本独自"の楽しい制度は、しかし投資手法として見ると大きな弱点を抱えている。優待利回りの罠、相次ぐ廃止・改悪の理由、そして優待との正しい付き合い方を解説する。
サザエさん症候群とは、日曜の夕方から憂鬱・不安になる現象のこと。なぜ起こるのかを予期不安・社会的時差ぼけから解説し、今日からできる5つの対策を紹介します。さらに「サザエさんを見なければ治る」が間違いな理由も、疑似相関という考え方でやさしく説明します。
ヘッドアンドショルダー、ラインブレイク、エリオット波動――勉強すれば勝てると信じられているテクニカル分析。しかし「効いたように見える」動きの裏には、決算や大口の売買というファンダメンタルズが隠れていることが多い。因果と相関、悪魔の証明、群集心理から、チャート分析の正体に迫る。
IMFや中央銀行が繰り返し警告する約300兆円市場「プライベートクレジット」。銀行を通さない融資はなぜここまで膨らんだのか、何が危険なのか、破綻したらリーマン・ショック級なのか。新顔の灰色のサイの正体を、仕組みからやさしく解説する。
中古車、保険、金融商品、そして株式市場――あらゆる取引で「売り手は買い手より多くを知っている」。ノーベル賞理論「情報の非対称性」をやさしく解説し、大口投資家・中央銀行・インサイダーがひしめく市場で、個人投資家が情報戦を勝ち抜けない理由と、それでも勝てる唯一の土俵を示す。
1979年、米誌が宣言した「株式の死」。米国株が実質16年間眠り、日本株は回復に34年かかった――そんな時代があったことを、NISAで投資を始めた人はどれだけ知っているだろうか。株式の死とは何か、その前兆、現在との類似点、そして「それでもインデックス積立を続けるべき理由」を正直に解説する。
「日本は衰退していく」と言われる時代。しかし歴史を見れば、覇権を失った国はスペインもイギリスも"不幸な国"にはなっていない。人口減少のデータ、覇権交代の歴史、そして『相対的衰退』と『絶対的衰退』の違いから、縮む時代を賢く生きる方法を考える。
平成元年、世界時価総額トップ10の7社は日本企業だった。いま上位を占めるのは、シリコンバレー出身のIT企業と深セン出身の中国IT企業。滋賀県ほどの広さの"谷"に、なぜ世界の富が集まるのか。人材・投資・文化・波及効果を解き、日本にシリコンバレーをつくれるかを考える。
史上最高値やETF承認で話題のビットコイン。買うべきかの前に「そもそも資産配分の選択肢に入るのか」を考える。ビットコインの歴史、海外での位置づけ、マイニング・流出・保証の問題、そして株式・REIT・ETFが"資産の地位"を得るまでにかかった年月との比較から、中立に検証する。
政治とカネのニュースが絶えない昨今。権力の集中と利権の根本には「大きな政府」があると言われる。では小さな政府にすれば解決するのか?大きな政府・小さな政府それぞれのメリット・デメリットを、国民負担率のデータと経済学の視点から中立に解説する。
「ダウの負け犬」とは、ダウ平均30社のうち配当利回りが高い10社に毎年投資するだけのシンプルな戦略。やり方と儲かる仕組み、総合利回りの計算、そして廃止リスクや税金など知らないと損する落とし穴まで、データでやさしく解説します。
米中関税戦争、保護主義、生産の国内回帰。世界が"内向き"に向かういま、グローバル経済を捨てて鎖国に戻ることは、本当に国を豊かにするのか。関税は誰が得をするのか、AIやサービスに関税はかけられるのか。データと経済学で、感情を切り離して冷静に考える。
スペースXのIPO観測で話題のIPO投資。「初日に売れば高勝率」と言われるが、本当に儲かるのか。当選率の現実、資金拘束のリスク、そして『お金持ちほど当たりやすい』構造を、実体験とデータで正直に解説する。
歴史は繰り返す。誰もが知っているのに、なぜ人は同じバブルと暴落に毎回やられるのか。楽観主義・生存者バイアスなど『忘れる脳』の正体を解き明かし、伝説の投資家ですら犯す失敗から、大ミスを防ぐシンプルなルール設計まで解説する。
感動的なストーリーに心を動かされ、つい契約してしまう。なぜ物語はこれほど強力なのか。童話・宗教・マーケティング――人類が使い続けてきた『物語の力』の正体と、感情で判断を誤らないための具体的な防御法を解説する。
子どもの頃から言われ続けた「貯金しなさい」。その教えは、今の時代も正しいのか。日本人が貯金を愛する理由、インフレ・物価目標・税金という3つの罠、そして貯金と投資の正しいバランスを、データで読み解く。
投資はギャンブルなのか。両者を見分ける鍵は『ゼロサムゲームかどうか』にある。FX・ビットコイン・個別株・インデックス…それぞれの本質を、ゼロサムの視点で読み解く。そして『すべての選択は、ある意味で賭けである』という、ラボの結論とは。
かつてインデックス投資は『負け組の手法』とバカにされていた。だが名著『敗者のゲーム』が示した逆説――勝とうとするほど負け、負けないことを目指すほど勝つ。派手な億り人の陰に隠れた現実を、データと行動経済学で読み解く。
移動平均線も、ローソク足も、すべては『過去のデータ』。確かに普段は役立つが、過去がまったく通用しない瞬間がある。それがブラックスワンだ。コロナ、AI革命…誰も予測できなかった激変と、私たちが取るべき備えをデータで読み解く。
私たちは成功者の話ばかりを聞いてしまう。だが、本当に学ぶべきは『退場していった人々』の声かもしれない。なぜ成功者の意見を鵜呑みにしてはいけないのか。第二次大戦の戦闘機の逸話から、投資の生存者バイアスまでをデータで読み解く。
日銀もFRBも、なぜ物価上昇率「2%」を目標に掲げるのか。実はこの数字に、確かな科学的根拠はない。2%の由来、本当に最適なのかという疑問、そして私たち個人がこの『誰にも分からない問題』とどう向き合うべきかを、データで読み解く。
コロナショックで株が暴落したとき、あなたは怖かっただろうか。しかしリーマン・ショックは、その比ではなかった。回復に5年以上かかった本物の恐怖を、データで徹底解説。そして次の金融危機、私たちにできることとは。
毎日ニュースを欠かさず読み、市場動向を追いかけている投資家ほど、なぜか勝てない——その背景には『情報遅延』と『感情操作』という構造的な罠がある。なぜ素人にニュースは届くのが遅いのか、そして本当に有効な投資戦略は何かを行動経済学で読み解く。
誰もが気づいているのに対策されない巨大リスク——それが『灰色のサイ』だ。リーマン・ショックもドットコムバブルも、実は前兆が誰の目にも見えていた。なぜ人は見えているリスクを無視するのか。今、世界と日本に潜む灰色のサイを行動経済学で読み解く。
寄付CMはなぜ常に1人の子どもにフォーカスするのか。数万人が苦しんでいると伝えた方が説得力がありそうなのに、現実は逆だ。行動経済学のシステム1・システム2理論で、感情と数字の不思議な関係を解き明かす。投資にも応用できる重要な教訓。
「EVの時代が来る」「ガソリン車は終わり」と言われ続けて10年以上。しかし現実は理想通りに進んでいない。雇用問題・環境破壊・エネルギー効率——EV普及を阻む5つの構造問題と、そこから学ぶテーマ投資の教訓をデータで読み解く。
心地よい同調と共感に包まれたコミュニティは、実はあなたの判断力を奪う罠かもしれない。SNS時代に急増する「エコーチェンバー」の仕組み、日常と金融市場での具体的危険、そして抜け出す3つの対策を行動経済学で読み解く。
貿易関税が課されると、本当に外国企業が損をするのか。需要供給曲線・米中貿易戦争・TPPなどのデータから、関税の真のコストを誰が負担しているのかを読み解く。
テクニカル分析の土台とも言える移動平均線。MACD・ボリンジャーバンド・ゴールデンクロス——派生指標は無数にあり、世界中のトレーダーが日々参照する。しかし、これだけ普及した指標で本当に勝てるのか。「多数派が見る指標のパラドックス」をデータで読み解く。
「貯金は美徳」「無駄遣いは悪」——子どもの頃から教わったこの常識は、社会全体で実行すると逆に経済を壊す。これが「合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)」だ。オタク文化・政府のバラマキ・喫煙者・富裕層の散財——批判される消費が実は経済を支えている真実をデータで読み解く。
アクティブ運用でインデックスを超えるには何が必要か。20年で勝つ8%のファンドを分析し、手数料・売買頻度・顧客圧力・銘柄選択・資金力という5つの条件を逆算で導き出す。勝者の正体と、その条件を満たすための現実的な道筋をデータで読み解く。
「+2σで売り、-2σで買い」——多くの個人投資家が信じるこの逆張り戦略は、実は開発者のジョン・ボリンジャー本人が「間違いだ」と明言している。本来のボリンジャーバンドの意味と、誤用の歴史、そしてラボとしての結論をデータで読み解く。
「Keep It Simple, Stupid(KISS)」——1960年代の戦闘機開発から生まれたこの原則は、なぜ投資・ビジネス・人生で繰り返し勝者を生むのか。複雑性が増す現代だからこそ重要な、シンプルさの哲学をデータで読み解く。
金価格が史上最高値を更新し続け、BRICS諸国が金備蓄を急増させる2026年。「金本位制復活論」が世界で囁かれ始めた。もし本当に復活したら、私たちの通貨・物価・住宅ローン・年金はどう変わるのか。歴史と現代データから検証する。
戦争・紛争が起きると株価は下がる——では「遠くの有事は買い」という相場格言は本当に機能するのか。湾岸戦争・アフガン進攻・イラク戦争・ウクライナ戦争のデータから検証し、台湾有事が日本に与える影響を冷静に分析する。
「頭と尻尾はくれてやれ」——江戸時代から続くこの相場格言は、AIバブルが囁かれる現代でも通用するのか。1929年・1989年・2000年・2008年・2020年——5つのバブル相場のチャートと、その瞬間に何が語られていたかから、天井と底を捨てる戦略の現実を検証する。
「GPIFが大損して年金がなくなる」——SNSやメディアで定期的に流れるこの言説は本当か。世界最大の年金運用機関GPIFの仕組み、運用残高200兆円が80%消失した場合のシミュレーション、そしてマスコミの煽り報道のパターンをデータで読み解く。
「他人の倒産に保険をかける」金融商品、CDS。リーマンショックを生んだ怪物であり、2024年の今も世界に8兆ドルが存在する。なぜ銀行は破綻に賭け続けるのか。住宅ローン金利・奨学金・私たちの生活にまで及ぶ影響をデータで読み解く。
株の格言「靴磨きの少年」の意味と由来をやさしく解説。普段は投資をしない人まで株を語り出したら相場は天井、という法則です。1929年の大暴落を予見したジョセフ・ケネディの逸話から、この法則が現代でも通用するのか、SNS・NISA時代のサインの見分け方までを検証します。
「月曜日は株価が下がる」——投資家の間で語り継がれるアノマリー「ブラッディ・マンデー」は本当に存在するのか。S&P500・日経225の曜日別データと歴史的暴落事例から検証し、長期投資家がとるべき行動を考える。
労働力不足が深刻化する日本で「移民受け入れ」の議論が加速している。欧米各国のデータを踏まえ、経済効果・社会コスト・文化的影響を整理し、慎重な判断の材料を提供する。
「英語ができればキャリアが変わる」——長く語られてきたこの定説は、AI翻訳の進化とオンライン学習の普及で揺らぎ始めている。本当に外国語学習はまだ必要なのか、業種・場面ごとに冷静に検証する。
「5月に売って9月まで戻ってくるな」——投資の世界で語り継がれる格言「セル・イン・メイ」。本当に5月から夏は売り時なのか、米国・日本のデータと現代市場の構造変化から検証します。
「乗り遅れるな」「今すぐ仕込め」——SNSや投資メディアにあふれるこの言葉。なぜ彼らは煽るのか、なぜ私たちは動かされるのか。ビジネスモデルと認知バイアスの両面から構造を分解します。